大会要項

2023年8月24日掲載

青字は特記事項

 

1. 大会の目的

このコンテストは、GPSおよびQZSS(準天頂衛星システム)等のGNSS(測位衛星システム)を利用する研究者や技術者の相互交流、ならびに大学・高専・専門学校・高校等の学生に対する衛星測位に関する基礎技術の修得機会の提供及び技術交流を目的として開催する。

2024年はRTKやCLASなど補正情報を利用する高精度GNSS測位の利用した競技を行う。
これまでのルールと同程度の大きさのロボットカーで競う【カテゴリー1】のほか、規定サイズに収まらないロボットカーでもオープン参加が可能な【カテゴリー2】を実施する。 また、コロナ禍で生まれた
オンライン参加形式での動画審査による【カテゴリー3】の3カテゴリーも設定する。

 

2. 競技の内容

衛星測位しながら自律走行するロボットカーで、以下の競技を行う。

競技名:越中島サーキット2024

 (概要)江中島会館の周辺の道路を周回するコースに置かれたウェイポイント&ゲートを通過することにより得られるポイントを競う。
     周回路を周回した上で、スタート・ゴールのサークル内に停止してアピールするとボーナスポイントが加算される。

 

競技参加とカテゴリー

  • 参加者は「越中島サーキット2024」の走行ルールを前提としたロボットカーを作成し、会場で実際に走行させる。
    競技時間の走行による得点を審判が採点する。 採点の対象となる走行は、1回(または、時間があれば2回目が可能)である。
  • 競技規定(サイズ)を満たすロボットカーは【カテゴリー1】へのエントリーとなる。
  • 競技規定(サイズ)を満たさないロボットカーは【カテゴリー3】へのエントリーとなる。
  • 参加者は、事前に走行動画を撮影し、ロボットカーの説明を5分以内の動画にまとめYouTubeへアップすることができる。
  • 大会事務局に動画共有URLを通知することで【カテゴリー2】へのエントリーとみなす。
  • 大会事務局は投稿された動画を本サイトのエントリー動画ページへ掲載する。

競技規定(サイズ)

  • 走行に必要なロボットカーの機器一式が、旅客機(国内線)の機内持ち込みサイズに収まること。設定用PCや計測器、補助バッテリー等は含まない。(詳細は「ルール」に記載があります)

 

補足

  • 参加者の開発・試走・動画撮影等、環境面での制約も考慮し、エントリー動画においては、参加者が独自に走行ルールを設定してもかまわない(この場合、独自に設定した走行ルールを動画内で説明すること)。
  • YouTubeへの動画のアップは参加者のアカウントを使用することを基本とする。 

参加資格

競技規定に合致するロボットカーを作成することができる個人または団体。所属学校組織や企業の別を問わない。一般個人や小中学生の参加も歓迎する。

 

2. 申し込み方法

  • 【申込みフォーム】に必要事項を記入してください。送信すると、内容が大会事務局に通知されます。
  • 大会事務局は参加者にメールで、エントリー番号が記入されたWordファイル(番号_チーム名.docx)を送付します。
  • 参加者は必要な情報を記入したエントリーシートを事務局に返送してください。
  • エントリーシートの前半部、ロボットカーのスペックシートはHPで公開されます。
  • エントリーシートの後半部、連絡先情報は事務局が管理し商品発送等に役立てます。
  • 申込み期限:2024年10月19日(土)17:00まで

 

YouTubeへの動画アップ期限2024年10月19日(土)(大会終了後の投稿についても、本ページに掲載する予定)

  • YouTubeへ動画をアップしたら大会事務局へ連絡すること。その際に以下のデータを事務局へ通知する。
    • 動画のURL
    • タイトル(大会名/競技名/エントリーNo. /ロボットカー名/チーム名)
    • チーム紹介・メンバー紹介
    • ロボットカーのアピールポイント(300字程度)
    • ハードウェア構成(GPSモジュール名/ロボットカーの制御装置/使用している衛星/衛星測位以外のセンサー/測位方式/車体)
    • 走行アルゴリズム
    • 特徴的なJPEG画像(5枚まで)

 

4. 動画の構成

動画の長さ

1分〜5分00秒程度

 

動画の内容

【必須】

・タイトル(大会名/競技名/エントリーNo. /ロボットカー名/チーム名)を動画の冒頭に5秒以上表示。

・チーム紹介・メンバー紹介

・ロボットカーのアピールポイント(ハードウェア構成・走行アルゴリズム)

【任意】

・実際に走行している様子
  ※実際に走行し、得点している様子が動画内に含まれれば、審査会での評価は有利になる。
  ※競技時間(3分間)の走行を全て動画に含める必要はない。特徴的なシーンを切り出せばよい。